2009年3月

実際に株を買ってみよう

証券会社を決め、申込が終わり、口座にお金を入れたら、いよいよ株の売買が可能となります。
ここまでは最短でも数日、離島などに住んでいる人ならば二週間ほどかかるかと思います。
結構長い期間を経て、ようやく売買ができる事もあり、初心者の方は株を買い勇むケースが多いようです。

ただ、ここで下手に初心者買いとでもいうか、そういう勢いに任せた買い方をしてしまうと、後々後悔することになりかねません。
ビギナーズラックという物もありますが、逆にそれがあだとなるケースも少なくないのです。
というのも、下手に最初にまぐれ当たりを達成してしまった初心者の方は、自分が株取引のセンスが優れている、運が異常に良いと過信してしまい、あまり深く考えないまま取引を続けていくというパターンに陥りやすいのです。
そうなると、どこかで必ず大きな落とし穴に嵌ります。
具体的にいうと、一度負けた際に損切りができず、一つの負けで致命傷を負ってしまうことになりかねません。
まずは慎重に、リスクを極力消した方法での購入をお勧めします。

では、実際に株を買ってみましょう。
証券会社のツールを利用して株式市場をのぞいてみると、上場している銘柄とその株価が並んでいる画面を目にすることになります。
その数は非常に膨大で、誰もが知っているような会社もあれば、全く知らない会社も多数あります。

この場合、多くの人は前者を購入しようと考えます。
しかし、それは止めておいた方が良いですね。
まず、誰でも知っている所というのは、圧倒的に大手の確率が高いです。
大きな会社は、それだけ株価も高く、同時に単元株価も高いです。
株というのは、その株価=購入代金ではありません。
最低限、この単位で購入するという数があります。
単元数は銘柄それぞれに設定されており、例えば1株単位で購入可能な銘柄もあれば、1,000株単位でないと購入できない銘柄もあります。
そういった単位も含め、その銘柄を最低この額で購入できるというのが、単元株価です。
最初は、この単元株価が低い銘柄を選ぶのが好ましいでしょう。


証券会社の主な種類

近年、株取引の証券会社は非常に増えています。
最早、全ての会社を比較検討するのは困難なくらいの数になっており、全てを把握するのも難しいでしょう。
まして初心者の方ならばなおさらですよね。
その中で、初心者の方が少しでも選択肢を絞る為には、証券会社の種類を把握しておく事が重要です。
それによって、どういう証券会社が好ましいという事を決めれば、一気に決めやすくなるでしょう。

基本的に、株式投資の証券会社は規模で分けます。
大企業と中小企業と同じような形ですね。
大手証券会社、それ以外の証券会社という形です。
大手の証券会社は、安心と信用が抜群に高いです。
その為、年々そのシェアを増やしている所がかなり多いですね。

その一方、サービスに関しては定格となっている所も多く、時代の流れについていけてないところもあります。
そういう場合、手数料が高くなったり、情報ツールがやや前時代的だったり、というところもあるようです。
中には、オンライン取引を扱っていない所もあるようです。

もし、そういった情報系に関して最新の物を扱っている会社を望むならば、ネット専業の証券会社がお勧めです。
インターネットが普及してから生まれた会社ですから、基本的に扱う情報ツールは最新のものであったり、それに準じているというケースがほとんどです。
手数料も安い所が多いです。
しかしその一方、すぐに潰れる可能性がある証券会社も少なからず存在しています。
よって、一長一短というのが現状でしょう。

初心者の方は、できる限りオンライン取引をしたいという人が多いかと思います。
そういう人は、まずネット専業の中での有名証券会社を探してみてはいかがでしょうか。
もしくは、大手でオンライン取引を扱っている所でも良いでしょう。
株取引において、証券会社の決定は最初の関門と言えます。


証券会社の選び方 セキュリティ編

証券会社を選ぶ過程で、実は今一番重視しなくてはならないのは、セキュリティかもしれません。
先日もNHKのドキュメント番組で、とある証券会社が破綻し、その会社に口座を開設していた人のお金が返ってこなくなった、というお話を取り上げていました。
こういった事態になってしまうと、証券会社に預けていた資金全てがゼロとなってしまいます。

株取引の場合、株を買った銘柄が倒産し、その株が白紙同然になるという事は稀にあります。
もっとも、これに関してはしっかりと情報管理をしていれば、ある程度回避はできます。
もちろん、ライブドアみたいなケースもあり、それを察知するというのは困難な事もありますが、それでも最悪その株が白紙になる程度で済みます。
証券会社の倒産は、全ての資金がなくなります。
これは、由々しき事態という表現だけでは表しきれません。
一夜にして一文なしになってしまう可能性だってあるのです。

初心者の方は、このような事例を見ると、怖くて株取引なんてできないと思うかもしれません。
実際、そういう怖さというのは初心者の方でなくとも持ち合わせているべきではあります。
その恐怖が警戒心を生み、より慎重な選択を促すからです。
ただ、あまり持ちすぎていると、何もできませんよね。
そのため、セキュリティがしっかりしている証券会社を選択すべきなのです。

多くの証券会社は、信託保全(信託分別管理)という方式を採用しています。
これは、顧客の資産と自分の会社の資産を区分けして管理している方式の事です。
これを行っている会社は、例え自社の資金が尽きて破綻したとしても、顧客の資金はそのまま残っており、払い戻しが可能となるシステムとなっています。
つまり、証券会社が潰れてもお金は戻ってくるということですね。
このようなセキュリティをしっかりしている会社を、初心者の方は選ぶようにしましょう。



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