FX用語

塩漬け

FXにおいて、できれば避けたい状況というのはいくつかあります。
その中でも特に、それを最もあらわしているFX用語を挙げるとすれば、それは「塩漬け」でしょう。
塩漬けというと、通常は塩に漬ける食品の事を指すでしょう。
しかし、金融業界の場合、塩漬けというのは、利益が出ておらず損失状態の資産を手放す事無くずっと所持している状況の事です。
FX用語としての塩漬けの場合は、価格を落とした通貨をずっと所持している状態の事を指します。
FX用語だけでなく他の金融取引でも使われている言葉です。

この塩漬けが何故悪いのかというと、その要因は二つあります。
まず、塩漬けされることで、資金を自由に使えなくなる点です。
例えば、自由に使える資金が100万円あるとして、その内の80万円を使ってドルを購入したとします。
そのドルが購入時より下がってしまい、塩漬けとなった場合、自由に使える資金はずっと20万円という事になります。
その為、機会損失の可能性が高くなってしまうのです。
そうなると、せっかくの設ける機会が台無しですよね。

また、もう一つの理由としては、塩漬けにしている事で回復する可能性はあまりないという点です。
勿論、一度落ちた通貨が数日後、あるいは数ヶ月後に値を上げていくことはあります。
ただ、逆に下がる可能性だってあるわけです。
下降トレンドの通貨が上昇するのを待つくらいならば、早めに見切りをつけて別の通貨を物色した方が、効率は良いでしょう。


先物取引

FXには、先物取引というFX用語があります。
このFX用語は、FX用語に限らず株などの取引でも使われている用語なので、割と知っている方も多いかもしれません。
ただ、言葉として知っている事はあっても、実際にこの取引を行った事のある人となると、結構少なかったりもします。

先物取引とは、通常の取引とは違って、現在の取引ではなく将来的な売買について約束をするという取引です。
通常の取引は、その場で価格と数量を決め、その注文と適合した売り注文がある場合に成立、という形になります。
ですが先物取引の場合、まず先に価格、数量などを決め、それをいつ売買するか決定し、約束をします。
そしてその日が来た時点で売買を行う、というものです。

この先物取引の特徴は、現時点での売買価格で将来購入ができるという点です。
例えば、アメリカドル円の取引で、現時点では1ドル=90円という場合、1000ドル出して9万円購入するとします。
そして、これを1週間後の決済日に売買を行うよう先物取引で注文したとしましょう。
そこで注文が成立したら、一方は1週間後に1000ドルで9万円を購入し、もう一方は9万円を1000ドルで売却する事になります。

ここで、もし価格に変動がなければ、先物取引の意味はありませんが、為替市場は常に動いています。
1週間後、為替レートは1ドル=95円になっていたとしましょう。
こうなると、1000ドルで9万円を購入した人は、現在ならば1000ドルで9万5千円が購入できるので、5千円損した事になります。
一方の売却側は、9万円で1000ドルを手に入れたわけですが、現時点のレートだと本来なら9万円で手に入れられるのは947ドルです。
53ドルほど得をした事になります。

これが、先物取引の特徴です。


機会損失

不況下において、FXというのは強い金融投資であると言われています。
理由は、株の銘柄のように一気に数分の一になったりはしない事、また、通貨を対象としているので、株のようにその会社が潰れて株券が紙切れになるという事がない事などが挙げられます。
更には、売りポジションから先に確立できる「空売り」があるので、不況でも稼ぎやすい、という点も大きいようです。
空売りはFX用語ですね。
そこにないものを売る、つまり本当は持っていない通貨を借りて売る、という時に使います。

そんなFXですが、いくら不況に強くても、これをやっていては儲かるはずもない、という行為があります。
FX用語でいうところの「機会損失」です。
これはFX用語に限らず、すべての金融投資で使われている言葉です。

機会損失とは、要は設ける機会を逸するという行為です。
例えば、非常に大きな値動きがあった場合でも、通貨を買わずにスルーし、現在持っている通貨が大きく値上がりしたにも拘らず、売る事無くずっと持っている、といった行為です。
ナイーブになりすぎ、もう少しすれば状況がまた一変するのではと警戒しすぎた結果、好機を逸したという状況の事です。
臆病で慎重な人ほど、この機会損失を起こしやすいですね。

不況というのは、一種の好機です。
不況の波に背中を押され、勢いで売り注文を出す人が多い為、為替市場は非常に大きな下落を見せますが、それがそこを付いた場合は逆に反発して上げるケースがほとんどです。
その時、通貨は割安感がかなりある状態になります。
それが、2008年末~2009年の状況と言えます。
ここで動かなければ、機会損失です。



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