FX用語
オーストラリアドル円
ニュージーランドドル円同様、このオーストラリアドル円の組み合わせも、非常にメジャーなFX用語と言えます。
普通FX用語というと、こういったものは含まれないのですが、あまりに有名な組み合わせに関しては、FX用語として扱われているようです。
当然オーストラリアドルと円の組み合わせという意味です。
豪ドル円とも表記されます。
オーストラリアドルは、ニュージーランドドル程ではないにしても、高金利な通貨として知られています。
そして同様に、ニュージーランドドルに大きな影響を与える通貨でもあります。
また、資源の市場にも非常に大きな影響を受ける通貨です。
では、実際にオーストラリアドル円がどのような推移を2008年にたどったのか見てみましょう。
年初めはしばらく上昇し、3月になると下降していきます。
しかしその後上昇に転じ、7月下旬まではずっと右肩上がりの推移です。
非常に好調な推移である事をうかがわせます。
ですが、7月末に一転、あっという間に急落してしまいます。
これは、原油下落の影響と、オーストラリア自体の景気後退観測が発表された為です。
資源の影響を受けたところに自国の景気が悪い、というアナウンスがされたわけですから、急落は致し方なしといったところです。
なお、この影響でニュージーランドドルも同時期に急落しています。
この二つの国の連動性が良く現れている推移と言えるでしょう。
そして、問題のリーマンショック。
非常に大きな影響を受けたようで、9月15日の破綻が決定後、一気に下降トレンドが加速します。
一時は100円を超えていたのですが、2008年末には50円台まで落ちてしまい、60円前後を推移しています。
今後この水準で上下していくのか、再び回復するのかは、国内の景気に大きく左右されるでしょう。
利食い
FXにおいて、最も重要なのは損切りです。
FX用語ではロスカットという言葉で使われる事が多いですね。
そのロスカットが出来なければ、必ずどこかで大きな損害を被るでしょう。
それくらい、ロスカットは重要です。
そして、そのロスカットと反対の意味を持つ「利食い」というFX用語も、同時に覚えておきましょう。
この利食いも非常に重要です。
FX用語としても、最初の方で目に付く事の多い言葉です。
利食いというのは、現在確立しているポジションで利益が出ている場合、それを早めに売り、利益確定させることです。
俗っぽい言い方だと「勝ち逃げ」という奴ですね。
FXの場合、勝ち逃げをして非難される事は全くありません。
当然ですね。
悪い事をしているわけではないのですから。
むしろ、FXにおいて勝ち逃げであるこの利食いというのは非常に重要な手法です。
勿論、先のことはわからないので、現在利益が出ている通貨が今後更に伸びてくる可能性は十分あります。
何処までが天井かなどは、神様でなければわかりません。
利食いを行った事で、待っていればもっと大きな収益が得られた、という事もあるでしょう。
しかし、こういった機会損失はやむなしとすべきです。
逆に下がった場合、人間の心理的に「また持ち直すさ」という強い願望が働きます。
これは、普通に上がるのを待つ場合より、一度おいしい思いをしているだけにその願望は非常に強くなり、結果ロスカットすらできなくなってしまいます。
人間、一番余裕があるときに決断するのがベストなのです。
リスクヘッジ
FXの世界は、比較的経済状況が悪い時期にチャンスが来ると言われています。
経済が悪化すれば、その分買いやすい値段で各国の通貨が購入できるからです。
とは言え、状況が悪い時期にはそれだけリスクが生まれます。
株と違い、銘柄そのものが潰れるという事はないにせよ、リーマンショックのように、大手金融会社が破綻するなどという事もありえるのです。
こういったリスクも含め、不況時のFXは通常以上にリスク管理が重要となります。
そんなリスク管理において、リスクを極力減らすための方法をリスクヘッジと呼んでいます。
また、ヘッジというFX用語もありますが、このFX用語も同じような意味ですね。
こういった意味の同じFX用語はできるだけセットで覚えておくといいでしょう。
話をリスクヘッジに戻すと、これこそがFXにおける最も重要な事項と言えます。
ロスカットもリスクヘッジの一つであり、最も有効なリスクヘッジと言えます。
つまり、リスクヘッジというのは、損をしないための方法ではなく、損を最小限に抑えるための方法です。
例えば、あまり欲張らずに買い控えるというのも、リスクヘッジの一つです。
分散投資や注文の工夫で、大きく儲けるよりも堅実に、という姿勢をとるのも、立派なリスクヘッジです。
FXを行うなら、景気に関わらず、まずリスクヘッジをしっかり一通り頭に入れることが重要です。
様々な方法があるので、最初は混乱するかもしれませんが、これらを軽視するといくら最初は好調でも後で必ず大きな大どんでん返しにあいます。
そうならないよう、保険をしっかりかけておきましょう。
